四国ノープランの旅Ⅲ(8月16日)

四国遠征もとうとう最終日。まずは宿毛から県境を越え、愛媛県愛

町の紫電改展示館を目指した。ちば先生や貝塚先生の戦場漫

画を読み、ウォーターライン等のプラモデルにのぼせた世代として

は心が躍る。

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踊りすぎている奴もいたが・・・

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館内に入り実物を目前にすると、その重厚感に圧倒される。プロペラ

が曲がったままなのは、完全復元を望まれなかったご遺族のご意向

に沿っているそうだ。奇しくも終戦から65年、他の展示物を含めて大

東亜戦争を勉強し直す良い機会だった。

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おみやげコーナーにちばてつや先生著『紫電改のタカ』四巻セットが

並べられていたので、迷わずにお買い上げ。かなり昔に貸本屋で借

りているはずだが、内容は完全に忘れてしまった。帰ってからのお楽

しみだ。嗚呼、貝塚ひろし先生の『烈風』も読み直してぇ~!

ここから北上し、愛媛で川を探して釣りながら松山自動車道経由で

帰松するプランもあったのだが、どうしても四万十川の沈下橋を見

たかったのでTATSUYAに直訴。「欄干が無い、ただのコンクリの

橋だで!」と、身も蓋も無いお言葉を頂いたが、四万十川で竿を出

すのも一興と、再び高知県へとUターンしてくれた。

四万十市からR439を経由して土佐大正へ。この道、TATSUYAが

音を上げる程のワインディング。島根の国道も大概だが、高知も相

当なもんだ。やっとこR381へ出て、イメージ通りの四万十川と並行

して走る。鯉のぼりならぬ、鮎のぼりが可愛らしい。

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漸く看板を見つけ、憧れの沈下橋(橋の名前は失念)とご対面!!

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清く豊かな水の流れに川ガキが遊ぶ、イメージ通りの風景がそこに

はあった。

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ジリジリと照り付ける真夏の太陽の下、そんな川ガキ達を眺めなが

ら橋に腰掛けてビールを煽る。暑いんだけど川風が心地よい。最高

の夏休み、他には何にもいらないや!

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立ち寄った土佐大正駅には、味のある言葉が書かれていた。また

いつの日にか、この地を旅してみたいものだ。

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この後支流に入り、日が暮れるまでロッドを振ったが目ぼしい釣果は

無し。来年のリベンジを心に秘めつつ、三十年振りの四国を後にした

のだったのだ。                            了・・・




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四国ノープランの旅Ⅱ(8月15日)

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夜明け前からTATSUYAがゴソゴソしてると思ったら、テレスコピック

のルアーロッド片手にウェーダーも履かず川へと降りて行く。ほどなく

上がって来た奴の声に振り返ると、ミノーの先には見事な背掛かり

立派な鮎!この後この鮎は、トイレに座っていたHIDEの頭の上

にぶら下げられ(子供かっ!)、カセットコンロの上で天に召された

のだった。大変美味しゅうございました、合掌・・・

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七時前には撤収を終わり、行動開始。R33からR56へ出て、のんび

りと走る土佐電鉄の路面電車と併走しながら一路高知の日曜市を目

指す。高知城に到着した時には、すでに市は賑わっていた。

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焼鳥をつまみ、ひやし飴を飲みながらそぞろ歩く。店は多いが、売っ

ている物は似たり寄ったりなのね。やはりキャラが立った人がいるお

店にはお客が多く集まっているようだ。

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何か記念になる物が欲しいと物色していると、鯨のナイフが目に留ま

った。店の親父さんも親切で右上の一本を購入。キャンプでのちょっ

とした料理にでも使えるといいな♪

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ひとしきり朝市を堪能し、相談の結果今日は食中心で行動する事に

決定。そうなると、ほぼ月一で高知県西部を訪れているTATSUYA

にすべてお任せで、高知市を発って西へと向かった。まずはちょっと

遅めの朝食、TATSUYAのお薦めはR56沿いの『ショップたけざき』

何の事はないコンビニ風の小さなお店だが、ガードマンが二人立ち、

車の出入りがひっきりなし。店内に入ると、棚に並べられたおにぎり

&卵焼きが飛ぶように売れていく。おばはんがダンボール一杯の卵

焼きを買っていたのにはおべはちけた。家にギャル曽根でもいるの

か???

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何とか三パックを確保して、鮎がヒラを打つ川面を眺めながら食す。

確かに美味い!結構なボリュームで、朝市で飲み食いしていた事も

あってお腹は一杯。次なるお薦めは土佐清水のサバorカツオ丼。車

は更に西へと向かう。お昼過ぎに『足摺黒潮市場』へ到着したが、三

人とも空腹には程遠い。レストランも混雑しているようなので、どうせ

ならと足摺岬へレッツゴー。ところが途中で止められて・・・

駐車場が満車の為、シャトルバスで行って下さいだって。TATSUYA

がそんなまだるっこしい事を了承するハズも無く、速攻でUターン。海

沿いを走る県道27号線で市場へと戻る事とした。

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途中の臼碆(うすばえ)展望台から望む太平洋、黒潮洗うその景色

は素晴らしく、適度な運動にもなった為、レストランに着いた時には

程好くお腹も空いていた。

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TATSUYAが絶賛していたサバのぶっかけ丼は、残念ながら売り切

れ。自分は最初からカツオ丼のつもりだったから充分満足。諦め切

れないTATSUYAは、併設の直売所から清水サバの刺身を購入し、

一緒に食べていた。1パック1200円也!さすがはブランド品だ。ご

相伴に預かったが、身がプリプリで確かに旨かった。残念だったの

は、サバにもカツオにもワサビが添えられていた事。欲を言えば、

おろし生姜で食べたかったなぁ・・・

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再び満腹になったので、運動がてら『足摺海底館』へ。奇岩の連続す

る『名勝見残し』、その先に見えてきた奇抜なデザイン。あまりに見

なミスマッチに、三人揃って大爆笑してしまった。

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だから、子供かって・・・

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中は中で、それなりに楽しめたけどね♪ この後、宿毛へ向かう途中

の名も知らぬ小さな港で撒き餌を打って魚と戯れ、午後七時過ぎ

に宿へと到着。食べ切れないほどの夕食に舌鼓を打ち、明日の計画

を練りながら眠りについたのだったのだ。          つづく・・


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四国ノープランの旅Ⅰ(8月14日)

今年のお盆休みも昨年同様のメンバーで遠征を慣行。今回は仁淀

川での釣りと高知の日曜市に行く事だけを決めて後はまったくのノー

プラン。当然、宿の予約も無し。車中泊も視野に入れながら一応テン

トを積み込んで、日付が14日に変わる頃、松江を出発し一路高知を

目指す。想像していた程の渋滞も無く、午前二時には四国に上陸し

豊浜SAで夜食休憩。

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思えば受験の時以来だから、瀬戸内海を渡ったのは実に三十年ぶ

り。もちろん当時は橋も無く、讃岐うどんを啜りながら宇高連絡船に

揺られたのを懐かしく思い出した。

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その後も車は順調に進み、買出しに立ち寄ったコンビニでは様々な

メイフライの大饗宴。豊かな川が近い事を教えてくれている。薄っす

らと空が白み始める頃、急峻な山あいを縫うように流れる仁淀川が

見え始めた。想像以上に山が深く、ビックリするような山の上にまで

生活の証である灯りが点在している。さすがは平家落人伝説の残る

地だと感心した。夜明けを待ってTATSUYAお薦めのポイント、仁淀

川支流の中津川に入渓。水の清らかさは相当なもの。生命反応も有

り、一気にテンションが上がったが自分の未熟さを思い知らされる結

果が待っていた。

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フライには出るが針掛かりせず、たまに乗ってもバラシの連続。釣れ

てくるのは幼児虐待サイズのみ。TATSUYAとHIDEも似たり寄った

りだったらしく、県境を越えて面河川へと移動したがドッピーカンの真

昼間という事もあり、完璧にフライを見切られて、ここでも敗北。イブ

ニングに期待して再び高知へとUターン。

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道中、道路脇に車を停めてTATSUYAお手製の朴葉味噌で昼食。

ンビニのおにぎりに乗っけて食べると実に美味しかった。一息ついて

中津川へと戻り『中津渓谷ゆの森』で温泉に浸かり疲れを癒した後

午前中より更に上流へ。道は険しく、渓相も素晴らしい。

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無料のキャンプ場があるのだが、満員だったためちょっと下の駐車

場脇でテントを張る。本当はいけないらしいが、管理の方が直火を使

わなければと許可して下さりありがたかった。

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フライを巻いたり、川の水で茹でた蕎麦を食したりして、夕暮れ迄マッ

タリと過ごす。アタイは留守番していたが、イブニングではHIDEが食

べ頃のアマゴをゲット。

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一杯やりながら、明日の計画を練る。幸いTATSUYAが常宿にし

る宿毛の旅館が空いていたので、日曜市に行ってから更に西を目

指す事とした。

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生憎雲が多く、満天の星の下とはいかなかったが、川の流れる音を

守唄に眠りへと付いたのだったのだ。          つづく・・・

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